ドローンで事故を起こしてしまったら？その前にできる保険加入について

2022年11月2日 2022年11月8日

関西ドローンスクール

こんにちは
当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

前回のお話ではドローンの事故例についてお話いたしました。
知識と技術を高めていても偶発的な事故により愛機のドローンが壊れる、または第三者に対し何かしらの損害を与えてしまうことは、誰に対しても起こりうるものです。
起こす気がなくとも起こってしまう恐れがある事故に対して、車と同じようにドローンにも保険が有効です。
ではドローンの保険とはどのようなものがあるのでしょうか？
今回は保険についてお話ししていきます。

1 保険の種類
- 1.1 賠償保険
- 1.2 機体保険
2 最後に

保険の種類

保険会社により内容は様々ですがドローンの保険は主に２種類あり、ドローンの管理不備や操作ミス、予期せぬ事故等により他人の身体を負傷させる他、財物を破損、汚染した場合に保険金が支払われます。

賠償保険

ドローンにより負傷した人や破損した物に対する保険となり、次のケースで補償される場合があります。

ドローンにより人物をケガさせてしまった場合
ドローンにより人の所有物や公共物を破損させてしまった場合
ドローンの空撮によりプライバシーを侵害してしまった場合

たまたま空撮していたら第三者の敷地全体を撮ってしまい、それがプライバシーの侵害につながり、裁判沙汰まで至ったとなってしまえば、恐ろしくてドローンを飛ばせません。
そういったトラブルに対しても賠償保険で身を守ることができます。

機体保険

ドローン本体への破損等に対する保険となり、次のケースで補償される場合があります。

墜落や衝突によりドローンが破損してしまった場合
飛行中に行方不明や回収不能になってしまった場合
浸水や経年劣化によりパーツ交換を交換する場合

プロペラガードを装着することで、衝突してもプロペラやフレームを破損から守ることができる場合があります。
是非ともドローンに適合するプロペラガードを装着しておきましょう。

万が一水没してしまった場合にも、機体を回収することができれば補償を受けることができます。
水辺を飛行させる際には、保険以外にもこのような機体に装着できる浮きがあると安心ですね。

またDJI社のドローンを新品で購入された場合、【DJI無償付帯賠償責任保険】に1年間無料で加入できます。
1年間無料で賠償保険に加入できるなら、入らない理由はないでしょう。
それに加え【DJIケアリフレッシュ】という1～２年間の保証サービスにも有料で加入できます。
ドローンの損傷や水没、経年劣化から紛失といった心配事に対し、手厚いサポートを受けることができます。
DJI社製のドローンを購入される際には、使用頻度のバランス等も含めよく検討しておくと良いでしょう。

最後に

フライト経験が長くともドローンは様々な影響により、事故を起こしてしまう可能性は大いにあります。

高額なドローンが故障してしまえば、その間飛ばせないだけでなく修理費についても頭を抱えてしまいます。
万が一に備え保険に加入しておくことで、ストレスのないフライトができるでしょう。
そうすると却って事故を起こさないかもしれませんね。(笑)

次回は各保険会社の保険内容についてお伝えできたらと思います。

Follow me!