ドローン係留装置「ドローンスパイダー」発表！ドローン暴走防止装置とは
関西ドローンスクールこんにちは
当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
今回は空撮技研がドローン係留装置「ドローンスパイダー」を発表したことについてお伝えいたします。
ドローンの係留とは
ドローンの係留とはドローンに強度の高い紐やワイヤーで繋ぎ止めながら飛行をさせる事で、飛行予定範囲に制限をかけたり、落下を防止する事が出来ます。
国土交通省は、ドローンに括り付ける紐は「十分な強度を有する紐等」と定義されており、長さについては「最大30ｍ以内」となります。
ドローンの係留飛行と立入禁止管理の両方を行うことで、次の飛行に対し許可承認が不要になります。
- 人口集中地区(DID地区)上空における飛行
- 夜間飛行
- 目視外飛行
- 第三者から30m以内の飛行
- 物件投下
30m以下の係留索による係留飛行の措置は、以下が揃った場合となります。
また、自動車や航空機等の移動する物に紐を固定する、又は人が紐等を持って移動しながら無人航空機を飛行させる行為は係留には該当しません。
- 十分な強度を有する紐等（長さが30ｍ以下のもの）で係留
- 係留の範囲内に地上または水上の物件が存しない
- 補助者の配置その他の第三者の立入りを管理する措置（関係者以外の立ち入りを制限する旨の看板やコーン等による表示、補助者による監視及び口頭警告等）
ドローンスパイダーとは
ドローンスパイダーは、ドローンと人がいる場所(地上、移動体)を常に一定のテンションでラインで機体をつなぎとめることができます。
万が一機体が暴走を始めた際にはラインドラムのブレーキを掛けることでラインを伸ばさないようにしてドローンの暴走事故を未然に防ぐことができる装置です。
最高時速50km/hの巻き取り速度で糸がたるむことなくドローンを飛行させることが可能であり、係留状態のドローンは飛行に影響がなく、糸がないような操作感を体感できます。
機体スペック
最後に
ドローンの係留装置は数が多くありませんが、今回のドローンスパイダーを使用することで、安全な飛行が実現します。
実際にCMや大型テーマパークでの撮影、ＰＶ撮影でも使用されており、立入禁止管理と合わせて使用することで煩雑な申請を免除できることは大きなメリットになるでしょう。
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