猟友会も注目!?獣害対策に向けたドローン実験について

こんにちは
当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

今回は全国で問題になっている獣害に対して、ドローンを活用した実験についてご紹介いたします。

獣害とは?

そもそも獣害とは、名前にある通り野生鳥獣によって引き起こされる害のことを指します。主に、イノシシ・カラス・シカ・ハト・クマ・ツバメ・ネズミ・スズメ・サル・カモメなどによって引き起こされている他、飼い主の管理が不十分なペットが引き起こす場合もあります。
昨今の獣害による農作物への被害は甚大であり、農林水産省の発表では、令和3年度の野生鳥獣による全国の農作物被害は約155億円(対前年度約▲5.9億円)、被害面積は約3万3千haで(同▲1万ha)、被害量は約46万2千t(同+2千t)にのぼります。

イノシシを猟友会が駆除 神石高原町で実証実験始まる 広島

神石高原町ではこの10年間でイノシシの捕獲数が3倍に増えていて、対策が急務になっています。
そこでドローンに超音波を発信する装置を取り付け、装置から発生する音に反応した野生のイノシシを先回りをしていた猟友会のメンバーが駆除を行う実証実験が神石高原町で行われました。
この超音波は人体にとって感知が難しい反面、イノシシに対しては効果のある高音の音波になります。

上空50メートルから山に沿ってドローンを45分間飛行し超音波を当て続ける事で、イノシシの追い払いを画策しました。
結果として獣道の出口に地元の猟友会のメンバーが待ち構えていましたが、イノシシが姿を現すことはありませんでした。

神石高原町では今月末にも2回目の実験を行う予定だということです。

サルを追い払う試験 青森・むつ市

11月21日には、むつ市関根の70匹ほどのサルの群れが人家の周りに現れている地区で、22日からの本格試験を前にしたテストが行われました。

実際に、赤外線カメラで熱を感知し、木々の間に隠れたサルの群れを空から見つけたり、スピーカーから、犬や猛禽類の鳴き声、人の声などを流してどの音声が効果があるのかといった点を確認していました。

市と市内の業者による試験は、11月22日から12月20日まで市内全域で行われます。

最後に

今回ご紹介した実験では、ドローンに超音波発生装置や赤外線カメラを取り付け、動物の追い払いに効果のある音や、上空から動物の動向を確認する調査が行われました。
ドローンの強みである空からのアプローチを従来の狩猟方法に組み合わせることで、猟犬と地上と空から効率的な狩猟が実現できます。
昨今では猟友会の縮小化やハンターの高齢化、また猟犬の育成や管理の問題もあり、獣害対策の手段としてドローンが広く利用されると良いですね。

すぐにでもドローンを飛ばしたい!
民間技能ライセンス、国家資格に関心がある!!
外壁点検を依頼したい!!!
などなどご関心、ご相談事等ございましたら、関西ドローンスクールまでご連絡をおまちしております。

Follow me!

今すぐお申し込みができます。

  • 申し込みフォームを記入&送信
  • 入金後、座学用ID発行
  • 受講開始!(オンラインでの座学の受講+2日間の実技フライト)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です