空飛ぶクレーン「スカイクレーン」の初飛行に成功!高重量を運搬できるドローンとは

こんにちは
当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

今回はワールドスキャンプロジェクトがスカイクレーンの飛行テストに成功した実験についてご紹介いたします。

スカイクレーンとは

WSP(ワールドスキャンプロジェクト)は、未来の建設インフラ開発の一環として、スカイクレーンの開発に取り組んでおります。
スカイクレーンは、高重量の物資をドローンで運搬することを目的としており、陸路ではなく空中での輸送が可能になります。

WSPのスカイクレーンの試作機が完成し、千葉県にてテストフライトを10月30日に実施されました。
テスト内容としては機体重量70kgのスカイクレーンが、重さ80kgの荷物を乗せた状態で地上1mの高さまで浮上した後、7分間にわたってその飛行高度を維持しながら、前後左右5~7mの移動に成功しました。

スカイクレーンが建設業界の課題に及ぼすメリット

スカイクレーンを使用することで建設業界にとって様々なメリットを享受できます。

  • 効率性と生産性の向上
    スカイクレーンは自動化された作業を行うため、通常のクレーンよりも迅速で正確な動作が期待できます。
    これにより建設プロジェクトの進行スピードが向上し、見込み通りの作業を完遂出来るでしょう。
  • 安全性の向上
    人が直接作業する必要がない為、高所や危険な場所での作業を行う人員の安全性が向上します。
    事故のリスクが低下し、安全な建設環境が確保できるでしょう。
  • アクセスの向上
    地形や障害物の制約を受けにくため、従来のクレーンがアクセスしにくい複雑な建設現場や制約のある場所でも作業が可能になります。
  • 人員削減
    離陸・着陸ポイントに1名ずつの2名で対応が可能になり、建設プロジェクトの進捗を迅速にすることができます。

スカイクレーンの活用事例

  • 建設現場での空中資機材運搬
    高層ビルや高速道路の建設に必要な資材を空中からの運搬が可能になり、地上の制約を回避し迅速かつ効率的な物流が可能になります。
  • 貨物船の積荷作業
    港湾や貨物船での積荷作業に活用でき、船との連携を行うことでコンテナの積み降ろしや船上での重い貨物の運搬が行えます。
  • 鉄塔メンテナンス時の資材運搬
    鉄塔など高所の構造物のメンテナンス作業に対し、塗料缶やボルト・ナットなどの資材を高い位置にある作業現場に届けることができます。
  • 離島や過疎地への荷物運搬
    離島や過疎地など、往来が難しい場所への荷物運搬に空を介して生活物資だけでなく、林業における苗木から切り倒した木材等幅広い物資を直接運搬できます。
  • 被災地への救援物資運搬
    災害が発生した場合、被災地への救援物資を迅速かつ効果的に運搬する手段になります。

機体仕様

機体サイズ:W 2800mm × D 2800mm × H 1100mm
モーター:100V 最大推力 300kgf
バッテリー:100V
機体重量:約70kg

最後に

空飛ぶクレーンは80kgもの物資を地上の制約を受けず空中での運搬が可能になる為、建設業界だけでなく、物流や被災地での利用などさまざまな分野において将来的に重要な役割を持つことが期待できます。
バッテリー、航空技術の進化に加え、自動運転技術の進展により、効率が良く安全な作業が実現するでしょう。
山岳地帯や離島が多い日本国内に対してこの恩恵は凄まじく、空中から大型物資を頻繁に運搬することが当然のようになると望ましいですね。

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