ciRobotics、70kg積載できる大型農業ドローン「ciDroneAG R-70」を住商アグリビジネスに納入!
こんにちは
当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
今回はciRobotics株式会社が住商アグリビジネス株式会社に大型ドローン「ciDroneAG R-70」を納入した事についてお伝えいたします。
目次
大型農業ドローンciDroneAG R-70とは
散布機器が指定されていない『散布』となっている農薬は一般的に散布量が多くなるため、ドローンに適していないとされていますが、積載可能容量や吐出量の多いciDroneAG R-70を用いればその限りではありません。
主には果樹用殺菌殺虫剤・野菜用殺菌殺虫剤・土壌処理型除草剤・水稲用後期除草剤・麦用除草剤など、これまでブームスプレイヤーや動噴型地上防除機で使用していた農薬を散布することができるようになります。また、散布量の多い肥料散布では本機は16頭ノズルとなっていますので、高粘度の液肥にも対応します。
その他にも、少量散布では難易度の高かった遮光剤や畜舎の消毒などあらゆるシーンで活用できます。
本機には3つの散布サポート機能があり、それらの機能として
マニュアルモード
高度維持機能を使用した散布です。すべての操作が手動になります。
AB点往復自動飛行モード
任意の地点まで機体を飛行させて、A点およびB点を登録することで、A点およびB点を結ぶ直線と同じ距離を、平行に、決められた散布幅で自動飛行します。
散布範囲が長方形になるので、整備された圃場に有効なモードです。あらかじめ散布幅と飛行速度を設定した後は、送信機のボタン操作だけで自動飛行を行うことができます。
自動飛行モード
アプリの地図上で、散布したい圃場を登録し、送信機スイッチを押すだけで自動飛行を開始します。散布したい圃場が、台形などの複雑な形状の場合に有効です。
また、作成した自動飛行ミッションはアプリ内に保存できるだけでなく、クラウド上にアップロードすることで、同じチーム内で共有することができます。
などがあります。
また補助的な機能として速度に関連した機能があります。
速度連動機能
停止または設定した速度以下になると散布を自動的に停止します。送信機の散布スイッチのオンオフが不要です。
速度制限機能
最高速度に制限をかけることができ、どれだけスティックを倒しても、設定した速度以上のスピードが出ないので初心者でも安心。もうスティックの入力加減を気にする必要はありません。
同機が北海道に納入されるのは初の事例であり、北見支店は今回の納入によって、すでに所有しているciRoboticsの農薬散布ドローン「R-17 V2」と併用しながら請負散布事業を推進されるとのことです。
また、北海道の農業界にドローンを展開することを目的としてciRoboticsと協業している住商アグリビジネス 新事業推進部 北海道スマート農業センターでは、北見支店の納入と並行して、機体の修理・点検等のアフターサービスを含めた、「ciDroneAG R-70」の取扱いも開始されます。
「ciDroneAG R-70」仕様
製品名 | ciDroneAG R-70(シーアイドローンエージー アール70) |
製造者 | ciRobotics株式会社 |
機体寸法 | 3920x3920x930mm |
機体重量 | 77kg(バッテリーを含む) |
最大積載可能重量 | 70kg |
最大離陸重量 | 147kg |
ホバリング時間 | 25分 |
その他機能
- 最大散布幅が15m、最大吐出量が分速14Lと広範囲に高出力散布が可能
- 1本のバッテリーで6ha以上の散布作業が可能
- 10aあたり1.6L以上の散布に対応
- 水洗い対応可
- FPVカメラ搭載
- リモートID内蔵
最後に
山岳地帯が多く土地面積が狭い日本では、海外のような超大型無人航空機機での農薬散布ができる場面はそう多くありません。
また諸外国に比べ気温差は大きく、降雨量についても多い事が特徴的です。
日本の土地柄に沿ったドローン開発を日本の会社で開発していき、それらが世界的に広まっていくと良いですね。
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